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藤野華子   Hanako Fujino
【略歴】
2001-2004  女子美術大学短期大学部専攻科 
(テキスタイルデザイン専攻)
2012-2014   Sätergläntan hemslöjdens gård 
(スウェーデン手工芸学校/織専攻) 
2016-2024           女子美術大学短期大学部非常勤講師
2023~                京都芸術大学通信教育部非常勤講師

テキスタイルを中心に扱うインテリアショップにて勤務の後、スウェーデンの伝統織物に惹かれスウェーデンへ。
ダーラナ地方にてスウェーデン各地の伝統織物の技法や手工芸を学び帰国。
2016年より美術大学等でテキスタイルを教えながら手織物を制作している。
【掲載】
2022年 「手織りの教科書」 彦根愛著 グラフィック社
作品数点掲載

Hanako Fujino
Born in Tokyo, Japan. 
2001-2004 JOSHIBI University of art and design (in Japan)
2012-2014 Sätergläntan hemslöjdens gård / väv (in Sweden)
2016-2024 Lecturer of JOSHIBI University of art and design
2023-        Lecturer of Kyoto University of the arts

【手織り作品について】
VÄV=WEAV
VÄV(ヴェーヴ)とはスウェーデン語で、織りを意味します。
 かつて私がスウェーデンで暮らしてみて何より驚いた事は、スウェーデンの人々が「衣・食・住」のうちの【住】の部分に非常に重きを置いていることでした。手織物が生活の中に「当たり前にある」という環境に感動したことを今でも鮮明に覚えています。また、季節に合わせて室内を彩るのがとても上手だとも感じました。
 日常使いするタオルやクロス、どこの家にもあるトラスマットや、さりげなく飾られたタペストリーやテーブルランナー、クッションなど。それらの素敵な手織物たちは、どれも家の中で普通の顔をしていて、そこに住まう人々と長い時間を共にしているものばかりでした。
 そんなふうに長く使って頂ける手織物を日本でも制作していきたいと思い、タペストリーやマットなどインテリアファブリックを中心に、日々の暮らしを明るく彩り、スウェーデンの空気を感じられるような手織物を制作しています。